
9月11日に、8159Fが廃車回送を兼ねた団体臨時列車に充当されました。これにより、野田線の8000系の幕修繕車は2010年の年末に東上線から転属してきた8163Fのみとなり、5070型と肩を並べた幕修繕車・種別幕が白幕時代からの幕修繕車は消滅しました。

製造は1973年5月30日で、アルナ工機で製造されました。8156F以降の編成ですので、製造時より冷房装置が取り付けられています。なお、この時期に冷房装置を装備した編成は、冷房装置側面のルーバーの形状が四角形なのが特徴です。
1996年4月まで春日部区の所属で、4月から10月まで七光台区の所属でした。七光台入りした理由は不明ですが、5050型の玉突き転属かと思われます。10月に春日部区に戻っていますが、恐らく8167Fが修繕工事を終え七光台に帰ってくるためとみられます。
1997年1月に七光台区に転属し、2月に修繕工事を受けました。幕修繕車最終グループで、この編成以降の幕修繕車は8549F・8149Fのみです。
修繕後は野田線で活躍を続け、2014年のアーバンパークラインロゴ設置、2016年の種別幕復活などアップデートが随時行われました。
最終定期運用は9月10日の436Aで、柏発七光台行きでした。なお、この日の運用は七光台~柏・柏~運河・運河~柏・柏~七光台で、千葉県内で完結する運用でした。
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※なお、画像は、仕様統一のため3:2の縦横比となっています。このため、4:3で撮影した写真は上下画像がカットされています…
2005年

懐かしい茶色制服です。春日部駅も高架化工事が進み、この風景もあと何年でしょうか?
2006年

朝ラッシュ時の岩槻行きです。まだ、岩槻以遠単線時代の名残で、朝ラッシュ時や昼間パターンダイヤ時に残っていました。2007年3月改正で減少し、現在は留置線に留置する列車とホームに夜間滞泊する列車のみの行先になっています。
2007年
全般検査を2007年1月に受けました。そしてデットマン装置などを10月に設置しています。

2007年は8000系にとってのターニングポイントとなった年で、この年に8134F-8523Fが故障し、代替として8143F+8509Fがやってくるといった、「8000系を8000系で置き換える」が始まった年になります。
2008年

豊春駅に停車する8159Fです。なお、現在はホームに固定柵が設置されています。

野田線の撮影地と言えば、駅間ならまず挙げられる江戸川の鉄橋です。土手から撮るもヨシ、河川敷から撮るもヨシ。自転車には気を付けましょう。
2009年
10月に転落防止幌を設置しました。

女性専用車ステッカ3枚時代です。この後、2009年6月以降の検査入場から6枚になりました。(例外あり)
なお、転落防止幌は、2008年より野田線に所属している編成では設置が始まり、2009年に廃車になった8103F・8104F・8137F+8522F・8143F+8509F以外は設置されました。
2010年
重要部検査を2010年9月に受けました。

運河駅に入線する8159Fです。この時点では地上駅舎でした。2013年に橋上駅舎になりました。

野田市駅に入線する8159Fです。野田市駅は2021年に高架化され、2024年に2面4線の立派な駅になりました。
2011年

この場所も高架化工事によって、現在は高架線へのアプローチ区間になっています。

23時台の野田線。伊勢崎線の列車に遅れが出て接続待ちです。

こちらも野田線の撮影地として有名な古利根川鉄橋です。
なお、古利根川は正式名称は大落(おおおとし)古利根川で、大落とは農業排水路としての基幹排水路との意味です。また、ここは葛西用水路を兼ねている区間で、その関係で季節によって水位が大幅に変動します。
2012年

野田市駅に停車中の8159Fです。駅の両側にあるキッコーマンの工場から蒸した大豆や醬油の薫りがしました。

東京メトロ8000系を横に休む8159Fです。なお、東京メトロの8117Fは、2022年6月に廃車になり、北館林に回送されました。

江戸川鉄橋を行く8159Fです。
2013年

前日に運用離脱した8118F(手前)と並ぶ8159Fです。なお、ここが8000系の修繕顔で揃っていたのは2009年3月から2013年2月までで、この時は11652Fが野田線転入改造を行っていたため、留置線群は8000系のものでした。

夕方16時、11月の日の入りは早いので。そして、雨天。

春日部駅5番線に停車する8159Fです。2013年だけで8本の8000系が廃車回送されているので、幕車がいるとビクッとします。なお、翌2014年1月には8168Fが廃車になっています。
2014年
アーバンパークラインロゴを2014年5月末~6月5日までの間に貼り付けました。(※)
全般検査を2014年8月に受けました。

交通安全ヘッドマークを付けた8159Fです。4月15日の朝の運用までヘッドマーク付きでした。

2013年より小さくなった大凧ヘッドマークを付けた8159Fです。なお、ヘッドマークは「春日部」ですが、列車は当然のように柏に行きます。なお、4月16日からです。

大凧ヘッドマーク期間が終わった後、5月10日からのダイヤ修正で野田市行きが消滅し、最終列車に8159Fが充当されました。なお、柏発が0時26分なので、日付が変わっています。

アーバンパークラインのロゴが貼り付けられた8159Fです。なお、4月15日に交通安全ヘッドマークを剥がして、大凧ヘッドマークを貼り付ける際に、このアーバンパークラインのロゴを「報道用として」先行して仮貼りしていました。
東武鉄道野田線2014 -8000系に大凧あげ祭りヘッドマークを掲出- | ハフポスト LIFE
このあと、6月5日までに本貼りしましたが、8月に検査を受けているので、また貼りなおす羽目になっていると思います。都合3回?
2015年
12月までに優先席のステッカーが更新されました。

ロゴ入り、種別幕黒幕時代は僅か約2年間でした。
2016年
1月8日時点で側面幕を種別入りに更新、2月29日時点で正面種別幕使用開始。

8150Fと並ぶ8159Fです。当時3編成に減った8000系の幕修繕車で、そして5070型時代を知る生き残りでした。
注目編成だった両編成とも、まさか廃車回送で団体列車を仕立てられるとはこの当時は全く思っていませんでした。8101Fをステルス引退させるレベルなので。

六実行きの8159Fです。この後回送列車で高柳の留置線に向かいます。
2020年3月の複線化で、六実行きは消滅し、高柳留置線の入庫は高柳行きで行うようになりました。
2017年
重要部検査を2017年10月に受けました。

愛宕駅前の県道3号の踏切より撮影。高架化工事の準備で、駅舎反対側の駐輪場やビルが撤去され、背景がすっきりしています。

上の写真と同じ踏切から撮影。仮ホームと仮跨線橋が作られました。
2018年

交通安全ヘッドマークを付けている期間は2週間程度なので、撮影しようとすると、意外と難易度が高い気がします。特に休日に車庫で寝ていると…
2019年

秋の交通安全のヘッドマークは8150Fでも8159Fでもなく、81110Fに付けられました。
2008年より始まったこのヘッドマークは、2009年秋より野田線では2編成に付けられ、2015年からは8000系・60000系各1編成になりました。2021年から60000系1編成のみに縮小され、8000系には付けられなくなりました。
2020年
時期不明ですが、側面幕更新(区間急行追加など)。

窓が割と空いているのは、車内換気が推奨されていた頃の話です。ちなみに、8000系の場合、たまに窓が勝手に開きます。ちなみに下段は、2007年の時点で、ツマミの撤去が進行していて、固定状態になっていました。
2021年
全般検査を2021年9月に受けました。

翌々日から高架駅になる愛宕駅の仮ホーム時代末期です。

埼玉観光サポーター(東京オリンピック)ヘッドマークの61605Fと並ぶ8159Fです。
現在、昼間の春日部止まりの列車は、引上線に入って折り返しますが、高架化工事が完成するとホームが2面4線になるそうなので、どういう運用をするのでしょうね?
2022年

急行船橋行きです。新船橋駅を颯爽と通過します。なお、基本的に運用の制限はないので、どの運用にも全ての形式が入ります。なので、現在は日によって6両になったり5両になったり。

スカイツリータウン10周年ヘッドマークを付けた8159Fです。このほか、野田線では8150Fにも付けられました。
2023年

2020年改正で船橋線でも急行運転が開始されました。朝ラッシュ時や夕ラッシュ時は柏~船橋間の急行も多数設定されるようになりました。
2024年

古利根川鉄橋です。近くに歩行者用の橋や踏切があるので、鉄橋のアングルをいろいろ変えながらの撮影も容易です。
2025年

野田市駅を発車する8159Fです。この日、81503Fが運用開始しました。

七光台行きの8159Fです。事実上の引退発表が出た後なので、22時台の列車ですが、撮影している人がちらほらと。
☆ 最終運用:436A

終点まであと少し、野田市駅に進入する8159Fです。上の方にあった地上時代と同じく、カーブしている駅構内は写真撮影向きかと思います。

午前8時30分、定期運用を終えました。
そして、9月11日、廃車回送されました。途中、都内に寄り道したりしたそうですが。
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