
どうやら11480Fが廃車回送されたそうです。8150Fと同じく団体臨時で廃車回送を行うというスタイルで。
ここのところ東武鉄道では余剰車の廃車を急速に進めている感がします。まあ、野田線の新車導入で何らかの動きがあるとみられますので。にしても急に整理を始めた感が否めませんが。
10080型は11480Fのみの存在で、1988年に製造されたVVVFインバータ制御の試作車で、100系スペーシアと同じ日立GTOの機器を搭載していました。その後2005年ごろに機器不調になり、2007年に50000系と同じ日立IGBTに載せ替えられ、さらに2015年にリニューアルが行われました。ただ、2021年ごろから運用から外れていたそうです。

2005.7.27 春日部支所(敷地外)
その前年まではたまに遭遇する「スペーシア音のする通勤型」でしたが、このころは機器不調で運用離脱状態だった気がします。まあ、通電はしていますが…

2007.11.30 北越谷
50000系と同様の機器に交換され、復活したころです。

2010.7.28 せんげん台
日中の区間準急運用に就いた時です。なお、撮影した写真を振り返ると、何故かこの年に撮影した写真が半分を占めていました…

2013.3.10 南栗橋
組成相手は11257Fです。このあとの3月改正で、南栗橋~新栃木間の運用は4両編成になりました。

2015.9.11 春日部区(敷地外)
この年の3月に津覇車輌に入場し、7月にリニューアルを終えて出場しました。

2015.10.31 春日部
区間準急館林行きです。年々設定本数が多くなっている気がします。
なお、撮影した写真を振り返ると2016年に撮影した写真が最後でした…
ということで、10080型は形式消滅です。なお、VVVFインバータの10000系はリニューアル時に施工した11032F・11639F=11443Fの2編成20両が存在します。
※2025.8.14更新 他編成と体裁統一
車番プレート:11480F
[浅草方面]








[伊勢崎・東武日光・東武宇都宮方面]
撮影日:2015.1.11
東急車輛で製造された車両の車番プレートで、リニューアル前の車番プレートになります。と言ってもリニューアル後も旧品再利用でしたので、特に変化はありません。
逆に変化があったのはドアコック・急停車・中扉締切などのプレートで、これらはリニューアルを機に交換されました。これらも東急車輛で製造された編成に共通するプレートです。



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