野田市です。まあ、醤油の街です。言うまでもなくキッコーマンの本社・工場が所在しています。そもそもキッコーマンの旧社名が野田醤油でして、野田の醤油醸造業者の多くが合流したものでした。ちなみに合流しなかった醸造業者の1つがキノエネ醤油です。
ちなみに醤油のシェアはキッコーマンが1位で28.2%、キノエネ醤油が15位です。(2019年時点)
※ちなみに3位(6.6%)は正田醤油(館林)・4位(5.1%)はヒゲタ醤油(銚子)です。一応キッコーマンに縁があるので記載。
野田市…醤油以外に何かあるのかといえば、枝豆ですかね?そもそもコミュニティバスがまめバスですので。
一応、北部は平成の大合併まで関宿町でした。かつての関宿藩の城下町でしたが、利根川・江戸川に挟まれる地理上の問題や、鉄道の開通による水運の衰退などで城下町らしさは皆無かと思います。いちおうそれっぽいものは立っていますが…
という、一に醤油、二に醤油、三四が無くて五に醤油な野田市です。
2024.10.22:分類大改訂
野田市地名表示板・ざっくり分類
〇大型・ローマ字無し
比較的新しい町丁の場合、標準的な大きさ(恐らく66cmぐらい)の地名表示板が設置されています。
〇ローマ字無し (1~2ケタ)
こちらは標準的な街区地名表示板では市町村名が省略される、恐らく56cmのものです。野田市の場合、市名が入りますので、やや窮屈と言えばそうなのですが、大字に使う分には2~3文字が多いので(例外:木間ケ瀬・西三ケ尾など)あまり問題ないかと。
〇ローマ字無し (3ケタ小文字)
3ケタの数字が4桁同様小文字のものです。野田市駅周辺が多い印象です。
〇ローマ字無し (3ケタ大文字)
3ケタの数字が1~2ケタ同様大文字のものです。このため文字が細長くなっています。
〇ローマ字無し (4ケタ)
4ケタのものです。この場合は数字は小文字になります。
珍しい紫色の地色の地名表示板です。勝手なイメージですが醤油をイメージしたのではないでしょうか?
醤油は別名「むらさき(紫)」というそうです。理由は諸説あり、高貴なものとして「紫」、原料由来説、小皿の醤油が赤褐色=紫が由来説があるそうです。
ほかの特徴としては、地番エリアにも普通に設置されているため、4桁表記のものがごろごろあります。野田市内には5桁地番の地域(木間ケ瀬)がありますが、現在未発見です。
設置されている理由は不明ですが、もしかしたら、あまりに住所が滅茶苦茶だからというのもあるのではないでしょうか?中心部でも家一軒だけ別の大字はザラですので…ところで、宅配ピザ、ちゃんと届くのでしょうか?ご存じの方いたら…(執筆者はピザ屋に取りに行ったためどうなのか不明です…)