81117Fです。1983年3月18日に新製されました。1963年10月7日より始まった8000系の増備が終わった日でもあります。同日新製は81115F・8579Fです。なお、8000系最初の新製編成は8106Fで、野田線には最初に新製された編成と最後に新製された編成が同居していたと言えます。トップナンバーがトップではなく、ラストナンバーがラストじゃないあたりが何とも。
●初期の15編成はこちらで紹介
私鉄の車番で一番数字が大きいのは、長らく81115Fのサハ89116でしたが、当該車両が宇都宮線ワンマン化のために先頭車改造を受け、クハ84116に改番され、ほぼ同時にサハ89115がクハ81115に改番され、サハ89100にその座が廻ってきたのも束の間、半年後に越生線ワンマン化のためクハ84100に改番されました。このため、2008年より私鉄最大ナンバーを編成内のモハ88117が担っているとみられます。(恐らく貨車除く)
なお、形式では近鉄の80000系・新京成の80000形がありますが、附番則の関係で、81117Fより大きい番号は発生していません。今のところは。
新京成80000形 2020.6.30
新京成8800形 2020.3.-9 ハイフンの解釈によってはこっちの方が…?
ちなみに、81117Fは1995年1月に野田線に転属して以来、ずっと野田線です。もう間もなく29年目となります。ちなみに修繕は普通のLED修繕ですので、81110F・81113F・81114Fがバリアフリー修繕してからのこと、ニセモノ扱いされるかわいそうな編成でもあります…
2008.1.20 南桜井~川間
2011.8.20 春日部
野田線100周年ヘッドマークの編成に抜擢されたころ。ちなみに他に8101F・8106Fに貼られました。
2021.6.26 春日部
上の写真から約10年後です。
車番プレート 81117F
[柏方面]
[大宮・船橋方面]
撮影日:2023.12.22
車番プレートはLED車標準です。特に特徴はありません。
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