8109Fです。野田線には8101Fの次となる1990年3月に転属してきました。1991年4月時点で野田線にいた2編成のうちの1編成になります。
以来、8101Fの陰に隠れて目立たない感じの編成でした。廃車も8101Fと同じ2013年で、8101Fの次に廃車になりました。
2013.5.-5 春日部
車番プレート
[柏方面]
[大宮・船橋方面]
撮影日:2013.9.22
サハ8709柏方面、クハ8409大宮船橋方面のプレートは撮影時消失していました。なお、サハ8709柏方面は壁に残された痕跡から、アルナ工機製で使用されているプレートが使われていたものとみられます。
製造から約50年の活躍で、車番プレートも時に交換されながら使用されていました。クハ8109などの背景が白い黒文字のものは、2009年ごろから既存のプレートの交換用で使用されたものとみられます。また、モハ8209・8809柏方面とモハ8309・サハ8709大宮船橋方面のプレートは、1995年に本線系統で連結面に広告枠を設置した際に新調したものとみられます。
6両編成に12か所設置されているプレートが、よく言えば面白味のある、悪く言えば無秩序(カオス)であるのが、8000系の若番車の特徴でした。
参考文献:詳説東武8000系総集編