※この記事は2023年8月現在の情勢で記述しています。
野田線は2004年10月改正より2013年4月まで8000系オンリーでした。特に2009年ごろまでは初期の8000系はほぼ野田線に集結していると言っていい感じでした。特に1963年度に製造された8101F~8115Fのうち、野田線が最終配置でない編成は8108F・8111F(※)・8112F・8114Fのみ(いずれも最終配置は東上線[森林公園])です。
(※:8111Fは動態保存として存続。東上線での定期運用離脱後春日部に転属)
では、トップナンバーが一番古いのかというと、そうではなく8106Fが一番古いというなかなかアレなことになっていました。
※ちなみに8106Fは1963年10月、8101Fほかは1963年11月製造。
8101Fと8106F 2010.12.13 野田市
ということで、2004年10月から2014年3月までは8106Fが最古参編成でした。
なお、2007年に5050型が全廃になったことから、東武の通勤車の最古参でもありました。
8106F 2011.7.19 野田市
では、8106Fが廃車になった後はというと、8110Fが最古参になりました。
アーバンパークライン制定後の2015年2月に廃車になるまで通勤型最古参でもありました。
8110F 2014.8.24 春日部
では、8110F廃車後はというと、8121F+8544Fの8121Fが該当しました。
東武全体で最古参かというと、8506Fの扱い次第になります…というのも、8121Fは1965年10月製造、8506Fは1965年2月製造で、8506Fは2015年1月16日まで東上線で運用に入っていて、1月20日に南栗橋に転属しました。そして、現在に至るまで東上線の8000系の牽引車(事業用車)として使用されていますが、いつ基準にしていいのかというところでして…
ということで、8506Fが南栗橋に転属したタイミングで事業用となったとみなして、この編成も東武の最古参を担っていたとします。
8121F 2015.2.-5 藤の牛島
ただし、2015年4月、廃車回送されましたので、僅か2ヶ月の出来事でした。
では、2015年4月以降はというと、ご存じ8150Fです。ここまで来ると最古参編成であることを意識してなのかヘッドマーク編成などによく抜擢されるような気がします。
8150Fと8163F 2017.4.-4 愛宕
[まとめ]
8106F
[2014年3月以降]
8110F
[2015年2月以降]
8121F
[2015年4月以降]
8150F
(2023年8月現在)