8129Fです。もともとは4両編成の8129Fと2両編成の8529Fでしたが、修繕工事の際に8529Fを中間車化改造を行い、6両編成の8129Fとなりました。
4両時代の8129Fは1977年7月から1983年7月まで野田線に所属していました。この少し前に冷房化改造を行っていたため、野田線待望の冷房車だったわけですが、当時の主力3000系と比べて、8000系は性能が良すぎたため、冷房搭載の5050型が野田線入りすると、本線系統に転属しました。
1992年6月に6両編成になった8129Fは野田線に転属し、2015年3月まで活躍しました。
8000系の車歴を見ると、1983年に野田線所属だった編成は8115F・8118F・8125F・8126F・8128F・8129F・8138F・8546F・8564F・8565F・8566F・8567F・8568Fで、太字の編成は、野田線が最終配置になった編成です。意外と多い印象です。何ででしょうかね？
2006.6.25 七里
現在では橋上駅舎になった七里駅です。
この時点では橋上化されるとは思いませんでした。
2010.9.17 春日部
こちらは現在、高架化工事が進行中の春日部駅です。
撮影時は高架化の「こ」の字も聞こえてこなかったような…
2011.4.23 藤の牛島
野田線で最後に発車標の付いた藤の牛島駅です。当時は、そもそも発車標が全駅に整備されるとは思っていなかった頃でして。
2014.9.27 野田市
現在は高架駅・2面4線の駅に生まれ変わった野田市駅です。
この日をもって旧1番線は閉鎖され、高架化用地になりました。
2015.3.26 渡瀬～田島(走行中の車内より撮影)
解体の時を待つ8129Fです。ちなみに、東武の車両以外もここで解体を行っていまして、東武線を走ることができる車両は、ここに自力で回送されてきます。2025年現在であれば、東京メトロ8000系とか。
車番プレート：8129F
[柏方面]
[大宮・船橋方面]
撮影日：2015.1.20
車番プレートは、幕修繕車でよく見られた津覇車輌のものが使用されています。編成中4か所フォントが違うのは本線系統で妻面広告枠設置を行った影響です。
関連項目
8129Fを置き換えた編成
