21803Fです。1989年1月6日に落成しました。いわゆる昭和64年製と言いたいところですが、車内の製造銘板は昭和63年でした。

ちなみに、1月29日に落成した21804Fは平成元年の銘板をつけていました。

参考までに、同じく日比谷線に直通する東急1000系は、1002Fが1989年2月1日入籍ですが、車内のプレートは昭和64年だったそうです。

2012.8.-3 南千住
ちなみに、このころの東急1000系は、割と日比谷線内を行ったり来たりっていう印象でした。そもそも、当時の東急直通が30分に1本だったので。
では、21803Fの現役時代を振り返ってみましょう。

2006.3.11 北越谷
朝6時台に設定されていた北越谷発北春日部行きの列車で、20000系としては極めて珍しい急行線ホームより出発でした。のちのダイヤ改正で、北越谷行きの地上運用と統合し、北千住発の日比谷線直通車の地上運用になりました。

2007.11.23 せんげん台
東武鉄道創立110周年号になったころです。車内の広告は歴代優等列車の写真でした。

2010.3.25 春日部~北春日部
21803Fの特徴は、クハ28803の正面の車番の位置がほかの車両に比べて妙に低い位置にあるのが特徴です。反対側のクハ21803は通常ですが。
ちなみに、2009年に方向幕がローマ字入りにようやく交換されました。

2012.8.-3 南千住
日比谷線を走る20000系です。2連窓がどことなく関西の薫り(というより阪急の薫り)を漂わせていました。

2015.5.-1 北越谷
メトロ車運用代走時です。この日はダイヤが乱れていました。
21803Fは2019年9月に運用離脱し、両端クハは21445Fに転用され、中間車は4両が解体、2両はアルピコ交通20100形になりました。
車番プレート:21803F
[中目黒方面]
















[南栗橋方面]
撮影日:2015.1.19・2016.1.11 ※モハ23803中目黒方面は2016.1.-5
一部箇所撮影していませんが、当時は20000系は片方撮れていればOKとしていたためです…ちなみにこの編成が20000系の車番プレートの中で最も撮影した写真が多い編成です。
車番プレート自体はアルナ工機の1990年以前の車両でおなじみの、機械彫刻っぽい文字が使用されています。20000型では21813F以外はアルナ工機製はこのタイプになります。
関連項目
前後の編成