(元)野田線担当のガラクタ置場

そのうち整理しますかね?

東武鉄道の4+2+2両編成

懲りずに日付ネタです。今回は4+2+2両編成です。例のごとく、憶測多めで記事執筆しているため、各自裏取りしてください…

 

 

東上線

東上線の10000系は、8+2両編成の2両を除き2両編成が無かったため、7300系・7800系引退後は8000系のみの組成となっていました。なお、7300系・7800系はどうも4+2+2両がデフォルトの組成になっていたみたいで、逆に4+4両がイレギュラーだったらしいです。

2008年4月時点で8000系は東上線に8両6本・6両9本・4両22本(うちワンマン用12本)・2両25本在籍していました。編成数的にはそこそこ組成されていたのかもしれませんが…

…とお茶を濁した書き方になっているのは、東上線に遠征した際に目撃していなかったためで、そもそも2008年時点で8両編成の列車は平日16本・休日24本で、基本的に10000系と共通運用。8000系が当たったとしても、8両固定・6+2両・4+4両の場合があり、この3種はそれぞれ8+2両・6+2+2両・4+4+2両から2両編成を切り離しただけで組成できるのですが、4+2+2両の場合、4+2+2+2両からばらす形になり、当時の東上線は4+2+2+2両はイレギュラーな組成だったそうなので、4+2+2両は言うほど組成されていなかった可能性があります。越生線ワンマン化までは、越生線に2+2両が入ることがあり、適当に越生線用x2で発生する可能性もありましたが…

2008年6月のダイヤ改正で、8両編成の池袋発着列車が消滅し、以後、8月に伊勢崎線・野田線に4+2両が転属した際に(恐らく)組成されたのが最後とみられます。

 

伊勢崎・日光線

2010.12.-3 北越谷 (付属4両+付属4両)

 

2011.3.-2 春日部 (恐らく基本6両+付属2両)

 

2012.1.27 東武動物公園 (付属4両+付属4両とみられる)

 

2013.3.13 せんげん台 (基本6両+付属2両:付属2両は南栗橋まで)

 

8000系は2006年の改正後は、2007年まで増結運用に8503F+8516Fが入っていたため、2007年5月2日まで理論上は組成されていたとみられます。実際の組成のラストは不明ですが…

10000系は、付属編成に事実上の2+2両運用があったとみられ、この関係で付属2本使用の運用で4+2+2両がありました。これは、当ブログで頻出ワードですが、浅草駅ドアカットの都合で2両編成が必須だったためで、運用の前後に浅草駅1番線入線が絡む場合、付属2本併結の8両編成では強制的に4+2+2両になりました。

これ以外にも、編成数の関係で、4両の代わりに2+2両を起用する例が多くあり、また、6両編成の代わりに4+2両を起用し、ここに増結して4+2+2両になるケースもありました。

2009年12月末の4+4両解禁後も、4+2+2両編成は割と組成されていました。編成数の関係か運用の関係かは分かりませんが…

2022年ごろに6+2両運用が消滅し、以後は6両・8両運用になり4+2+2両をわざわざ組む理由もなくなりましたが、それでもたまに組成されていた印象です。

おそらく最後に組成されたのは2024年7月とみられ、以後、2両編成はワンマン化が進み、浅草口運用には4編成を残すのみになったうえ、6+2両編成の確保に使われることから、組成はほぼ発生しないと思われます。

 

野田線

あれっ、野田線は6両までだよね?…と疑問に思った方、正解です。じゃあ、何でここに記事があるかと言えば、8000系初の編成単位で廃車になった8134F-8523Fが廃車回送された際にあります。

この廃車回送、8134F-8523Fが車両故障で自走不能であったため、他編成が牽引する必要がありました。このため、2日に分けて回送され、かつ、8134Fを牽引するために4両(2M2T)を充てる必要がありました。

この牽引で使用されたのが、8571F・8578F・8580Fの未修繕で残っていた編成で、この結果、野田線初ともいえる4+2+2両編成が発生しました。

8134F+8571F+8578Fと8523F+8580Fに組成され、北館林に回送されましたが、前者が4+2+2両編成になります。ちなみに、野田線で8両が組成されたのは、この回送と、2008年3月に8115Fが東上線から回送されてきた8504Fとともに北館林に回送された2例だったはずです。