8191F+8567Fです。
8191Fは2007年に81108Fの代わりに野田線にやってきました。その81108Fは、ワンマン化改造を受け宇都宮線に転属し、2018年に廃車になりました。
ところで、この8191Fは、製造されたのが8両編成大増備真っ盛りでしたので、ある問題が浮上しました。要するに8191Fの次に作った8両編成何番にするか問題で、結局奇数偶数の原則を通すため8193Fとしたため、8192Fが欠番になりました。これが解消するのは81103F~81109Fが増備された2年後で、今度は今度で周りの車番と違う仕様の車両が出来上がるということになりました。
かくして、車番で注目を集めた8191Fですが、ワンマン化が進むにつれ、4両編成で「ワンマン車」ではない唯一のLED修繕車になりました。その前も2004年以降後期車唯一の4両編成・唯一の伊勢崎・日光線系統の4両編成LED修繕車などと、その異端っぷりを発揮していました。
一方の8567Fは、一時期の修繕工事絡みで出入りの激しい野田線の4+2両で、2003年3月から廃車になるまでの12年間所属した編成で、2004年~2007年・2011年~2015年は唯一の野田線LED修繕車の2両編成でした。
と、編成の特徴を書くだけでここまで来てしまう唯一無二の存在?だった8191F+8567Fです。こういうヤバい編成ですが、注目度はそこまで高くなかった気がします。流石にトップナンバーとか真のトップナンバーとか初期車とかスーパー8000系とかと比べると…

2005.8.-4 せんげん台
準急新栃木行きです。この時点で準急に入る4両編成唯一のLED車になっていました。

2007.8.15 岩槻
野田線転属後です。隣に8122Fがいるということは?

2012.4.-5 野田市
交通安全ヘッドマーク、野田線で4+2両編成に着いたのはこの時が最初で最後でした。

2007.3.23 南桜井~川間
江戸川を渡る81108F+8567Fです。

2007.8.15 岩槻
ということで、8516Fとの並びです。

2011.5.16
当時野田線に2編成しかいなかった2両編成のLED修繕車の並びです。なお、8558Fは8月に廃車になりました。

2012.3.30 七光台支所(敷地外)
交通安全ヘッドマークが前面幌付きの編成2両編成に着いたのは、野田線ではこれっきりでした。

2013.2.25 逆井
2012年11月の検査時に前面幌は撤去されました。
そして、


2015.3.27 館林
3月26日に営業運用を離脱し、翌3月27日、廃車回送されました。
車番プレート:8191F+8567F
[柏方面]












撮影日:2015.1.19
車番プレートは全車後期修繕車標準のものを使用していました。まあ、車番プレートまで唯一でしたら流石にヤバい編成になりますが…
関連項目
例外まみれの8192F