
東武鉄道における「区間準急」は、草加~越谷間の複々線化・北千住駅の重層化が行われた1997年3月ダイヤ改正で設定されました。
「区間〇〇」はそれまでは関西私鉄・国鉄・JRで使用され、他地域では使用されていませんでしたが、東武鉄道がこの改正で使用したことにより、他社が追従するようになったといわれています。
各行先一覧
浅草行き
2006年~
※浅草発は1997年ごろから深夜の北春日部行きのみ設定あり





















設定自体は2006年からですが、2020年に北千住以北からの列車が区間準急・区間急行になったため、これまで以上によく見る行先になった感じです。
北千住行き
1997年~ 2009年・2013年~
※北千住発は1997年~2013年・2017年~2020年










2003年以降は細々と残る印象の行先です。2006年以降設定本数が片手で数えられる本数しかない時代が続いています。なお、2025年の記事執筆時点では終電のみです。
北越谷行き
2003年~
浅草発着は2006年~・半蔵門線運用は~2006年






2006年までは半蔵門線直通列車の行先です。2006年から浅草発が設定されるようになり、正確にカウントしていませんが、ダイヤ改正のたびに増えているような印象です。
北春日部行き
1997年~















2009年~2013年には10両編成の北春日部行きも設定されていました。なお、そのままでは北春日部で折り返せないので、回送列車になるシロモノでした。
東武動物公園行き
2001年~




















ぎゅうぎゅう詰め行先表示筆頭の区間準急東武動物公園行きです。なお、縮小表記なしで表示できたのは30000系のみでした…
久喜行き
2006年~















かつては昼間に多数設定されていました。なお、東日本大震災~スカイツリー開業までは東武動物公園行きに短縮されていました。
館林行き
2006年~













館林まで行く区間準急です。ラッシュ時の入庫や翌日ラッシュ用の送り込みで意外と本数が設定されています。
太田行き
2006年~2013年
※太田発は2013年~2020年まで設定








通過駅は小菅・五反野・梅島・竹ノ塚・谷塚・松原団地・新田・蒲生のみの、やたら駅に停まる列車筆頭格でした。
南栗橋行き
1997年~




















設定当初から現在まで、継続して設定されている行先になります。
押上行き
2003年~2006年
写真なし…
当時は夜間撮影出来なかったので…
清澄白河発・二子玉川発
2003年~2006年
写真なし。
鷺沼行き
2003年~2006年

設定されたり消えたりの行先筆頭格?です。まあ、メトロ車の入庫運用なので。
長津田行き
2003年~2006年

撮っていそうで撮っていなかった行先でした…
中央林間行き
2003年~2006年










半蔵門線直通は、当初は区間準急・通勤準急でした。当時は急行は「乗車券のほかに急行券が必要です」の時代でしたので。
※再掲:各形式の行先表示
こちらは形式ごとに写真を貼ったものです。
◎8000系









◎10000系






















◎30000系










◎半蔵門線直通各形式








