
東武宇都宮線は、2005年から2007年にかけて、いろいろが変化しました。
それまで、5050型を中心に、昼間に6050型もしくは10000系2+2両(たまに4両)が、朝晩に350型が走る路線でしたが、5050型を置き換えるために伊勢崎線系統の余剰車を導入した結果、車両がとんでもなくバラエティに富む結果になりました。
2007年に伊勢崎線系統10両運用の増結車を統一する関係で、宇都宮線用の車両と8000系の増結運用を入れ替え、8000系ばかり走る路線になりましたが、それはそれで初期修繕車・幕修繕車・ワンマン修繕車と宛ら8000系資料館状態になっていました。10月末のワンマン化で、完全に8000系ワンマン車に統一され、以来20400型に置換えられるまで8000系ワンマン車ばかり走る路線になりました。
本記事では、最も宇都宮線がアツかったと思う2006年12月16日付近をターゲットに記事を書いてみようかと思います。何でアツかったかって?5050型の記事参照。
主な出来事(2005年~2006年12月16日)
2005年
・30000系運用開始(12月ごろ)
2006年
・浅草・北千住発着の準急消滅(3/18)
・10030型転属(5月)
・10000系転属(11月)
目次
※2025.8.14 誤植修正
宇都宮線を彩った形式。
5050型
宇都宮線は5050型終焉の地になりました。

12月16日はさよならヘッドマークをつけての定期運用が5160Fで、臨時列車が5162Fでした。

5160F 2006.11.11 南栗橋

5162F 2006.5.27 栃木
6050型
この時点では朝の1運用が6050型の運用でした。

6178F 2006.12.16 野州大塚
この編成はスカイツリートレインに改造されました。
350型
朝夜の特急しもつけ1往復のみでした。なお、2020年にひっそりと消滅しました。

5160Fと352F 2006.12.16 栃木

352Fと81118F 2018.6.16 野州平川
東武宇都宮到着後に回送で新栃木に戻りました。
10000系
5050型置換のため、2+2両が1編成がやってきました。2007年に撤退し、東上線へ転属していきました。

11201F 2006.11.14 南栗橋

11202F 2006.12.16 野州大塚
10030型
5050型置換のため、4両編成1本がやってきました。2007年に春日部区に戻っていきました。

11436F 2006.12.16 新栃木
30000系
5050型置換のため、なんと4両編成3本やってきました。ただし、2007年に春日部区に転属していきました。ちなみに、現時点でも宇都宮線で活躍した編成の中では最新だったりします。

31408F 2006.12.16 野州大塚

31413F 2006.11.25 南栗橋
2006年12月16日時点の編成表
5050型:2編成+疎開中1編成
・5160F
・5161F (館林に疎開中)
・5162F
10000型:2両編成2編成
・11201F+11202F
10030型:1編成
・11436F
30000系:2編成
・31408F
・31413F
6050型・350型は全編成入る可能性があったため省略
その後の動き
2006年末
・31414F運用開始 (12/30)
2007年
・81118F運用開始 (2/6)
・10000系・30000系撤退(5/3-6)
・8000系大量転属(5/3-6)
・6050型撤退 (10/31)
・宇都宮線ワンマン化(10/31)
関連記事
5050型に関してはこちら参照
8000系ワンマン車に統一されたのちはこちら参照
現在の主力:20400型に関してはこちら参照