東武8000系は修繕工事の過程で、2両編成を中間車に改造し、4両編成に組み込んだ編成が10編成存在します。これらの編成は、8118Fを除き同時期に修繕が行われ、8148Fを除き野田線で活躍しました。
編成一覧
これらの編成は2008年に8115Fが廃車になったのを除くと、2013年初頭まで全編成が現役でしたが、10030型・60000系に置き換えられ、2015年終わりの段階で8150Fが残るのみとなりました。その8150Fも2023年、まさかの8111Fに置き換えられ、全車消滅となりました。
8115F
8115F・8118Fは非ユニットサッシの編成でしたので、運転台撤去部分のみユニットサッシになりました。
車両故障で早期に廃車になりました。
2007.5.-5 東岩槻
8118F
この編成のみ、4両編成で修繕を受けた後、追加で2両を中間車化改造を伴う修繕を行い挿入しました。
分かりにくいですが、手前2枚のみ、窓がユニットサッシ(角ばっているもの)です。
2011.6.-4 野田市
8129F
番号の割にそこまで古く感じなかったのは、恐らく周囲の編成(8127F・8130F・8131F・8132F)が比較的早い段階で修繕されていたからですかね?
2014.9.27 野田市
この日をもって野田市駅1番線は使用停止になりました。そして2024年3月まで1面2線となりました。
8140F
編成中のドア1か所が、交換によりフチなしのものになりました。
2010.6.22 梅郷
部分複線化工事中のころです。
8145F
流山おおたかの森駅付近のマンションの広告編成でした。
2010.8.17 春日部~藤の牛島
8145Fといえば、一時期車番が黒文字の編成でしたので。
8146F
東武動物公園のペンギン舎リニューアルの車体広告編成でした。なお、この時東武動物公園に来たペンギンが有名になるとは思いませんでした…(2007年来園説もあり)
まあ、きっかけになった作品も、この編成が現役時はありませんでしたし…
2010.12.31 春日部~藤の牛島
8148F
8148Fは修繕後、しばらくの間、東上線で活躍していました。
交通安全ヘッドマークは2008年秋から貼られるようになりました。その最初の編成がこの編成で、まさかの車体広告+交通安全ヘッドマークという組み合わせになりました。今のところこの組み合わせは少なくとも野田線では唯一だと思います。
2013.4.-5 春日部
再び交通安全ヘッドマーク編成なったときです。なお、奥を走る50050型が車体広告編成とはこれいかに。
8150F
最後の中間車改造組込編成・首都圏最古参の運用に入っている通勤型など気が付いたら肩書まみれになった、2023年最も注目された8000系かと思います。そして、置き換えに当たった編成も。
2010.12.12 逆井
この時、誰がこの編成が最注目編成になると予想できたでしょうか?
(まあ、新車が直接導入されるとか、全線で急行運転やるとか、予想不能すぎる…)
車番プレートはこちらから。
8151F
車内の広告枠付近に、かつて本線系統で使用されていた方面プレートの名残が残っていた編成です。
2014.2.-9 梅郷
大雪の翌日です。
8154F
モハ8254のドア2か所は、5171Fの形見です。この意味では注目編成だったかと思います。
手前2か所がフチなしなのがポイント。
2010.9.27 藤の牛島
これが普通だった日がありました。
2014.5.-9 (2014.5.10) 柏
柏発の野田市行き消滅の日の六実行きに充当されました。