名護市です。北部地域(山原(やんばる)地域)で最多の人口を有しています。また、一般道を使う路線バスでは、那覇空港から行ける最遠かと思います。ちなみにそこそこ本数はあります。
宜野湾市がベイスターズなら、名護市はファイターズだそうです。
オリオンビール・ヘリオス酒造などがあり、またソーキそば発祥の地だそうです。
撮影した地名一覧
名護市東江
「あがりえ」です。ちなみに西は「いり」です。
下にローマ字があるからか、振り仮名はありません。
オリオンビール名護工場の所在地です。(本社は豊見城市)
名護市城
「ぐすく」です。沖縄県では城をグスクと読む地名が散見されます。(例:豊見城・新城・城間)
沖縄県的に常識なのか、振り仮名はありません。
繁華街といえば繁華街なのですが…どうもシャッターが目立っていたような…
名護市宇茂佐の森
「うもさのもり」ではなく「うむさのもり」です。街区表示板の背景が青ですが、住居表示実施日が新しいからだと思います…
ちなみに、このエリアは旧屋部村で、1946年に名護町から分離し、1970年に名護町などと合併しました。
名護市大中
「おおなか」です。沖縄っぽくないように見えますが、「大」は「大兼久(おおがねく・おおがにく・うふがにく・ぽーがにく)」から採ってます。その大兼久を5分割した中央なので。
…大兼久中でもよかったんじゃない?(観光客視点)
名護市港
「みなと」です。港の近くの集落+埋立地です。もともと大兼久の城(ぐすく)区で、そこから港区として分立しています。ただ、住居表示の際、港そのものは城(ぐすく)になっちゃいました。
ここで上げた地名のうち、東江(あがりえ)・城(ぐすく)・大中・港に加え、大北・大南・大西・大東は、かつては名護間切大兼久村で、後の名護町→名護市字名護になりました。ただ、エリアが広く人口も多かったために、非公式的に現住所が使用され、1989年以降に住居表示という形で正式採用となりました。それまでは、地番が最大で6500番台まであり、現在でも世冨慶バス停付近に6496番地があるらしいです。